May
14

自分撮り

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今月は勧進帳で義経役を、久し振りに勤めて居ります。
義経役を勤めますといつも思い出しますのは、
勧進帳ゆかりの地 石川県小松市での公演で、団十郎のお兄さんが弁慶を勤められ、私が義経役でした。
真夏でしたのでとても暑く、化粧の目はりの赤が溶けてしまい、頬を伝わり流れてしまいましたのを
ご覧になっていましたお客様が、義経が弁慶の気持ちを察して血の涙を流している様でしたと
公演後聞きまして、何だか恥ずかし様な気持ちになったのを思い出します。
そんな事を想い出しながら今日は自分撮りをしてみました。

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義経、拝見させていただきました。
とても気品があって、舞台が引き締まって見えました。

自分撮り、レンズを覗かなくてもしっかりフレームもピントも合っているのですね。実は難しい事をさり気なくなさっていらっしゃいますね。

先日、家族で勧進帳拝見致しました。
芝雀さんの義経が花道で自害の覚悟を語り、
緊迫感から息苦しく感じる程でした。
弁慶が勧進帳を読み上げるのを気遣っている義経、
窮地を脱した弁慶の機転を褒めねぎらう義経、
芝雀さんが気品がおありで、自然と弁慶が後退りするのが分かりました。
素晴らしかったです!

ボケた前景から、浮かび上がるように鏡の中の表情があります。
舞台を前にした緊張感や責任感が漂いますね。

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このページは、中村芝雀が2014年5月14日 18:31に書いたブログ記事です。

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